2011年01月31日
*窓周り 壁の珪藻土塗り*
その後の壁の仕上げです。。。
この壁はもともとから、薄い合板の板壁でしたが破れてたりしていたので
今の状態は大工さんにコンパネを貼ってもらった状態です。
ペンキ塗りだとちょっと軽いかな・・・と思ったので、珪藻土にすることにしました。
が、珪藻土はコンパネとはあまり相性が良くないそうです。
アクが出るのと、下地の木が動くことでクラックなどが入ることがあるそうで。
するのであれば、このアク処理と下地処理が重要になってくるそうです。
実は、珪藻土塗りはここで4か所目なのでちょっとだけ余裕ですが・・・。
今までコンクリートやタイルが下地だったので、コンパネは初挑戦です。
念入りに下地作り。
コンパネの端や隙間など、木が動きそうな場所をしっかりとテーピング。
テープは網目状のもので、名前が今出てきません^^
テープをはったら、コンパネの吸水性をおさえるためシーラーを塗ります。
塗っても透明なので、見た目はほぼ変わりません。

まずは、下地を塗ります。
下地はざらざらとしたセメントのようなもの。
粉と水を混ぜて、しっかりとかくはんしなければならないのでかくはん機というものが必要でしたが
結構高いので、父に頼んで自作かくはん棒を送ってもらいました。
ドリルの先に取り付けて、かくはん機と同じ要領で混ぜる!斬新すぎるアイディアのつもりでしたが
後日、ホームセンターで市販の同じようなかくはん棒が1000円くらいで売ってありました・・・。
すぐに父に電話して、送料より安いね・・・と。。。
ショックを隠しきれない父の悲しい笑い声、良い思い出です^^

下地は、こんな感じのグレーです。
慣れているのでスイスイと、余裕で塗っていきます。

が、塗り終わった場所が5分もしないうちにこの状態に・・・。
これが悪名高きアクなわけですね・・・。
ただ、実はアクが出るとは聞いていたものの薄茶色のが所々、ぼんやりと出る程度だと思っていたので
逆にアンティークっぽくていいじゃない!なんて思ってたんですね。
まさかこんなに感じの悪い赤茶色で、しかも木目調なんて思ってもおらず。
半泣き状態でメーカーに電話をすると、「下塗材を2度塗りして下さい」とのこと。
数日後、重ね塗りしたらアクがおさまりました。。。
ひやひやしました^^

最後に、珪藻土を塗って完成です。。。
ここはコテのあとをあまり残さず、できるだけフラットに塗ってみました。
窓枠もべた塗りなので、全体的にきれいすぎですね・・・。
その辺は、今後の課題ですがとりあえずはきれいに仕上がりました。

この右に写っている、グレーのボックス。
電気関係のボックスなんですが、外せないので白く塗って目立たなくさせなければ・・・。
100点ではない仕上がりですが、良いアイディアも出てこないので
とりあえずは、家具や照明などを入れた後にバランスを見ながらよい方向に進んでいけたらと思います。
ところで、この珪藻土の色。
本当は真っ白なんです。
他の場所では、少しだけオフホワイトっぽくも見えるんですが。
窓枠のクリーム色っぽい白と合わせると、なぜかグレーがかって見えます。
そこが想定外だったんですよね・・・。
こんな感じで、お店作りではいろんな白を使っているんですが本当に奥が深い色です。。。